進化するコーティング技術で、お客様の「困った!」を解決する株式会社淀川ACC

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本社工場(愛知県一宮市):TEL: 0586-69-5855。関東工場:046-243-6863

コーティング事例

淀川ACCが提供する、フッ素樹脂コーティングの機能

フッ素樹脂コーティングには、様々な機能があります。
淀川ACCでは、お客様のご要望を適えるために、仕様・用途・機能をはじめ母材となる材料から、適切なコーティング処理手法をご提案いたします。

また、通常のフッ素樹脂コーティングは、様々な特性を掛け合わせた性能を持っています。
例えば、「スベリ性+耐磨耗性+絶縁性」などの様に、コーティング剤の種類・グレードによって変化いたします。
下記の内容はほんの一例であり、お客様のご使用の用途やお困りごとなどで変化いたしますので、お気軽にお問い合わせくさい。

CASE1:滑り性

摺動性とも呼ばれ、文字どおり“よくスベル”ことです。
代表的な例では、やはりフライパンなどが有名です。
目玉焼きなどを調理する際、フライパンを傾けただけで“す~っと滑っていく”あれです。一般的な機械部品ですと、ピン・ブッシュシャフトなど、動く部分の抵抗(動く力)を緩和させることを目的に使用されます。
他にも、グリス等を使用して滑らせていた部分を、グリスを使用せずにコーティングのみでスムーズな動きを出すことも可能です。

滑り性

シリコンゴム等のゴム製品では、表面に“ベタツキ”があり、埃やゴミの付着などを引き起こします。
また、Oリングなどを装着する際に、Oリングがねじれてしまうことがあります。
しかし、ゴム用フッ素樹脂コーティングを使用することで、すべり性を持たせ“ベタツキ”を無くし、埃・ゴミの付着防止やねじれ防止に役立ちます。

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滑り性

CASE2:非粘着性

フッ素樹脂の製品が固着しにくい性質を利用して、食品関連では炊飯ラインのお釜、産業関連では金型などに、フッ素樹脂コーティングを塗布します。
そうすることで、成型品の脱型時に製品を剥がれやすくし、作業性・生産性を上げることに貢献しています。

非粘着性

産業製造ラインなどでは、接着剤や離型剤・油などを多く使用します。
それらが天板やローラー・金型などに固着した際、メンテナンスなどで清掃を行います。
その際、フッ素樹脂コーティングを治具などに使用すると、固着物を容易に落とすことができます。
さらに、メンテナンスの作業性や効率を上げるだけでなく、生産性の向上にも役立っています。

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非粘着性

CASE3:耐摩耗性

製品製造ラインにて、製品ラインのガイドレールが擦り減り、製品の流れが悪くなることや、製品ラインが止まってしまうことがあります。
これらを解消するため、搬送用ガイドレールに耐磨耗コーティングを行い、ガイドレールの擦り減りを押さえ、さらに滑りも良くするなど、スムーズな製品ラインの搬送に貢献しています。

耐摩耗性

食品油を貯める受け皿を清掃する際、油が付着しこびりついていることが多いです。そのため、剥がすために強くこすることが多く、製品が傷みやすくなります。そこで、弊社のセラミックコーティングを使用することで、付着した油が剥がれやすくなります。
また、耐久性も向上するため、清掃やメンテナンス作業の軽減にも役立っています。

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耐摩耗性

CASE4:耐薬品性・耐食性

化学プラントや製造設備は、化学薬品を使用することが多いです。
そのため、配管や容器などがSUSなどの金属だと、薬品に侵されてしまいます。そこで、配管・容器などの内面にフッ素樹脂コーティングを行い、薬品に侵されないようにしています。
ただし、対象の薬品やご使用環境によっては、フッ素樹脂コーティングの寿命に多きく差が出ますので、注意が必要です。

耐薬品性・耐食性

ある特殊な(酸の雰囲気中)めっき工程にて、めっき治具がすぐにボロボロになってしまうことがあります。そこで、PFA厚膜(150μm以上)をコーティングすることで、特殊な環境下でも使用できるよう、耐薬品性と耐蝕性を付与し、治具の延命に貢献しています。

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耐薬品性・耐食性

CASE5:耐熱性

めっき・洗浄工程にて、製品保護に塩ビポリエチレンの被服で対応していました。
しかし、被服がすぐにボロボロになるので、テフロンRコーティングを使用。すると、治具が長持ちするだけでなく、メンテナンスも楽になりました。

耐熱性

ヒートシーラーにてフッ素樹脂コーティングを行いました。
しかし、熱によって劣化してしまい、シール回数があまり伸びない状況でした。
そこで、PEEKコーティングを行うことで、シール回数が倍になりシール作業の際の糸引きも減少しました。

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耐熱性

CASE6:絶縁性

リレー部品にて、弊社絶縁コーティングを全面又は一部に施し、リーク防止を行っています。

絶縁性

めっき工程にて、めっきが治具に付着してしまい、めっきの不良が発生していました。
そこで、PPSコーティングを製品接触部にマスキングして通電させることで、めっきの付着防止だけでなく、めっきが付着しにくくなったため、めっき液の節約に役立っています。

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絶縁性